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記事

  • 執筆者の写真Hiroaki Kobayashi

宛名職人の便利な機能?余計なお世話?


宛名職人パッケージ

2023年の年賀状から宛名職人を使い始めました。Windowsは沢山選択肢ありますが、macOSでまともに使えそうなアプリはコレ一択。試行錯誤しながら使っています。

30年もバージョンアップし続けているだけあり、なかなか秀逸な印象です。


ところが新年早々、最初の1年目は気づかなかった機能に翻弄されて焦りました。一方、何が起きたのか理解した瞬間、ほぉ!と感動しました。と同時に「宛名職人の便利な機能?余計なお世話?」どっち?と思ったお話です。



■何が起きたのか?

宛名職人の住所録には「スマートグループ」という便利な機能があります。

予め「挨拶状の履歴」に年賀状や寒中見舞いを「送った」「受け取った」「喪中」などの情報を記入しておき、その情報を元に「検索条件を設定」しておくと、該当する宛先だけピックアップして印刷できます。


昨年、2023年末に年賀状を出す宛先リストとして、スマートグループ「2024/年賀状」を作りました。検索条件「2024年の履歴」から「年賀はがき」を「送る」かつ「喪中ではない」と設定。宛名印刷して年賀状を出しました。

2024/年賀状スマートグループ検索条件

さて今年、2024年の正月いただいた年賀状を見ながら、出し忘れてないよね?とスマートグループ「2024/年賀状」を開いたら… 2023年12月31日には確かに存在していた住所録リストが無い! データ消失?(>_<)焦る…


冷静になって調べたら、本体の住所録が消えた訳ではなさそう?。よくよく調べたら… 検索条件「2024年の履歴(上図)」のところが、自動で「2025年の履歴(下図)」に更新されている!

自動更新された2024/年賀状スマートグループ検索条件

検索条件の参照先「挨拶状の履歴」は、表1のようになっていました。

挨拶状の履歴
表1. 挨拶状の履歴

2023年末には有った「2022年 寅」の行が消えて、無かった「2025 巳」の行が自動で追加されていました。【2023年12月31日23:59】から【2024年1月1日0:00】新年を迎えた瞬間に『自動で!』削除&追加されたんですねー(^^ゞ それに伴って、検索条件も【2024年の履歴】から【2025年の履歴】に『自動で!』変えてくれたんですねーf^_^;。

「2025 巳」の「挨拶状の履歴」は未記入。スマートグループ「2024/年賀状」に該当する住所リストは消えて当然。

┐(´д`)┌


道理で初期スマートグループのサンプルが「昨年年賀状を出した人」という名前になってる訳です。しかも検索条件はこんな感じ…

「昨年年賀状を出した人」スマートグループ検索条件

●結局…

挨拶状の履歴」表の記入方法を誤解

スマートグループ」の「検索条件設定の仕組み」を理解できてなかった

というオチでした。f^_^;


●要するに…

スマートグループ」の「検索条件を相対設定」する必要があり、それを理解した上で、「挨拶状の履歴」表の「送」「受」「喪」などのデータを記入していないと、ややこしいことになるということです。



■その後…

マニュアルを確認してみたら、どこにも「スマートグループ」や「挨拶状の履歴」「検索条件を設定」に関して説明している項目が無いのです。ソースネクストの宛名職人】サイトにも見当たらない…(O_O)?


結局Google検索で見つけたよくあるご質問(Q&A)ページから、「製品で絞り込む」欄で「宛名職人シリーズ」を選んで検索、ようやく辿りついたQ&Aの1つとして解説されているだけなんです。使い方を忘れた時に該当の解説を探すのも大変なので、こちらに主なリンクを記録しておきました。



他にも、ほぉ!と感心してしまう便利な機能を沢山見つけました。ところがマニュアルに説明がない。大きなお世話?と思われないように、是非マニュアルに、全部記載して欲しいものです。

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